Photo by Zach Catanzareti Photo
2017年のF1は後半戦に入ったばかりですが、昨年までのようにメルセデス1強ではなく、非常に面白くなっています。
今年はフェラーリの躍進がF1を面白くした要因でしょう。
そして、もう一つ、不甲斐ないホンダエンジンが物議を醸していることもF1を面白くしていることの一因となっています。
フェラーリとメルセデスの戦いにワクワク、ホンダの去就にハラハラというぐあいです。
とりわけフェルナンド・アロンソの2018年については注目の的となっていて、最新の噂ではウィリアムズに行くのではないかというものが出てきています。
フェラーリとメルセデスのバトルはまだまだ予断を許しませんが、ホンダとアロンソについてはもうすぐ見えてきそうです。
9月中にはハッキリするでしょう。
アロンソの2018年の選択肢も狭まってきました。
その状況をここでまとめてみます。
フェラーリが2018年のドライバー決定
上位チームのうちフェラーリが、いち早くドライバーラインナップを決めてしまいました。
セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンです。
今年好調のフェラーリは2018年のドライバーを決定して、2017年のコンストラクターズ・タイトルに挑みたかったのでしょう。
これで、フェルナンド・アロンソのフェラーリ復帰は無くなってしまいました。
参照 セバスチャン・ベッテル、フェラーリとの契約を2020年まで延長(F1-Gate.com)
レッドブルはドライバー契約済み
レッドブルはマックス・フェルスタッペンと2019年まで、ダニエル・リカルドと2018年までの契約があります。
ここにはもとよりフェルナンド・アロンソの居場所はありません。
ルノーは2018年は勝てない
アロンソの古巣・ルノーはついに4番手チームのスピードを手に入れたように思います。
しかし、2018年シーズンでタイトルを争うまでには至らないということをルノー自体が認めています。
それに、近頃のアロンソの態度を見ればアロンソを迎え入れるのには慎重なようです。
参照 ルノー、アロンソ加入をやんわり拒絶 「彼の期待には応えられない」(F1-Gate.com)
メルセデスも見込み薄
最も不確定なのはメルセデスです。
単年契約となっているバルテリ・ボッタスの契約を更新するかどうかでドライバーが決まります。
しかし、ルイス・ハミルトンの言動やチームのまとまり具合を見るとボッタスの契約更新が可能性としては高いでしょう。
参照 メルセデス、バルテリ・ボッタスとの1年の契約延長を示唆(F1-Gate.com)
フェルナンド・アロンソはマクラーレンに残った方がいい
このように見ていくと、フェルナンド・アロンソの行き先は最近話題のウィリアムズに行くか、マクラーレンに残留するかしかなくなってしまいます。
参照 ウィリアムズ、フェルナンド・アロンソ獲得の噂に言及(F1-Gate.com)
パフォーマンスから見るとマクラーレンに残留するしか無いのです。
しかし、エンジンにこだわるならばウィリアムズしか行き場所は無くなってしまいます。
マクラーレンがホンダ以外のエンジンを載せるにしても選択肢はルノーしか残っていません。
それもトロロッソがホンダを載せるという限定的な条件がクリアになることが必要だと言われています。
参照 F1分析:マクラーレン、ホンダとの”関係解消”は間近か?(motorsport.com)
今年のルノーも決して信頼性はありません。
フェルスタッペンを見れば分かります。
参照 フェルナンド・アロンソ、マクラーレンに最後通告 「ホンダか僕か」(F1-Gate.com)
アロンソはマクラーレンに残ってホンダエンジンのパフォーマンスアップを待つ方が賢明です。
その方が絶対カッコいい!
アロンソも本当は分かっているのでは?
マクラーレンもいい加減、腹をくくって欲しい。
まあ、私としてはホンダがF1に残ってくれれば、アロンソがどこへ行ってもいいような気がするのですが…
それに、ロン・デニスもいないし、マクラーレンで無くてもいいのです。
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