しげの秀一「バリバリ伝説」全巻一気読み!:しげの秀一は絵が下手になった?


Photo by r reeve 

 

スズキ・カタナの復活が話題を呼んでいます。

カタナは「バリバリ伝説」の重要なキャラクターである聖秀吉の愛機でした。

私が学生の頃はたくさん走っていました。

あのスタイルを超えるバイクをなかなか見つけられません。

新型のカタナもリアがイマイチな感じがします。

目次

しげの秀一「バリバリ伝説」全20巻

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しげの秀一の「バリバリ伝説」は何度読んだかしれません。
学生時代の愛読書でした。
今回は文庫版全20巻を一気に読みました。

「バリバリ伝説」はしげの秀一の雑誌連載デビュー作品です。
主人公の巨摩郡がしげの作品のキャラクターの中で断トツカッコいいです。

京都でも(学生時代は京都で暮らしてました)巨摩郡レプリカのヘルメットを何度も見かけるほど当時の人気はすごかったです。(リアルになると少しカッコ悪い)

しげの秀一は絵柄がずいぶん変わりました。

しげの秀一の絵は粗い輪郭線が特徴です。

デビュー当時は線が強く迫力がありました。
巨摩郡の目は三角にデフォルメされても全体的なカッコ良さを損ないませんでした。

「バリバリ伝説」の絵は、進行していくうちにだんだん線が細くなり、主人公の描き方が変わっていった印象を受けます。

私は第一部の鈴鹿4時間耐久レースの終了までが最も好きです。
しげの秀一の絵のうまさはピークに達していました。

第三部の世界GP編では伊藤歩惟の描き方が最高でした。
だんだん可愛くなっていったので、第一部の面影は全くありません。別人ですね。
でも、線の細さにマッチしていました。

……

しげの秀一作品は「将」「頭文字D」「セーラーエース」「MFゴースト」と追って来ました。

なぜか絵がだんだん下手になったような気がしています。

線が細くなったことと、輪郭が丸くなったことが原因です。

「将」まではキャラクターに迫力がありました。

しかし、だんだんキャラクターに迫力がなくなり、残念に思っています。

「頭文字D」の藤原拓海の性格が作風にも影響してしまったのでしょうか?

また、「バリバリ伝説」の巨摩郡みたいなカッコいいキャラクターを作って欲しいと願っています。

 

© bluelady.jp


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この記事を書いた人

はじめまして、ライターの「Lin」です。
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ブログ「ブルーレディ」は、平井和正、デヴィッド・ボウイ、アイルトン・セナの3人の情報を軸として、電子化ノウハウ、音楽情報、F1情報…と、コンテンツがどんどん広がっています。
1999年から書きつづけています。
最近は、かなりスローペースになってしまいました。

※フェイスブックではデヴィッド・ボウイ中心の情報を発信しています。

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